伝統芸能×
ストリートアート
天孫降臨の地、神話の源流・宮崎、高千穂-
そこに集う各界のレジェンダリーなアーティスト達-
Legends of Japan Projectは、800年以上継承されてきた神事芸能『高千穂の夜神楽』をARTと掛け合わせ次世代へ繋ぐプロジェクトから始まります。
日本で大切にされてきた伝統文化が、今この瞬間を表現するアーティスト達と出逢ったら、どう表現され、どう拡がっていくのか。あらゆる切り口で、神話(Legend)×伝説的なアーティスト達(Legends)へ挑戦していきます。
ニュースリリース
夜神楽の『音』をサンプリング、アジア人初のDMCワールドチャンピオンに輝いたDJ KENTAROによる新たな『宴』の音楽。KENSUKE TAKAHASHI氏のアートとコラボしたプロダクトには、DJ KENTARO氏の楽曲を添付されます。目と耳で楽しみながら、800年の時を超えて宴をお楽しみください。
夜神楽を舞うとなりで、KENSUKE TAKAHASHI氏によるライブペインティングを実施。できあがったアートを高千穂・日本にゆかりあるものとコラボ、販売します。各プロダクトの売り上げの一部は、アーティスト支援及び中畑神社へ奉納されます。
『神』が『楽』しい、神あそび。
『音』を『楽』しむ、音楽。
その昔、太陽の神・天照大御神は、弟・スサノオノミコトの蛮行に憤り悲しみに暮れ、
岩屋戸に引きこもられたことで、光が世の中から喪われました。
八百万の神々は知恵を出し合い、岩屋戸の前で宴:パーティーを開き、天照大御神の気を引く作戦を決行。
そこで先陣を切ったのは、芸能の神・アメノウズメノミコト。
上も下もあらわにしながら神がかり的に舞い踊られ、フロアの八百万の神々は、拍手喝采の大喝采。
気になった天照大御神が少しだけ岩戸を開けられたところ、
力持ちの神様・手力命が岩戸を放り投げ、無事世の中に光が戻ってきました。
高千穂の夜神楽とは?
里ごとに、氏神(うじがみ)様を神楽宿とよばれる民家・公民館にお招きし、
一晩かけて三十三番の舞を奉納する神事芸能である。
秋の五穀豊穣、冬の御魂鎮め、春の予祝を祈願するもの。年に一度の、五穀豊穣や健康を祈願する村祭り。
例祭日は各集落によって異なり、11月~翌年2月上旬にかけて奉納される。
国の重要無形民俗文化財に指定されている。
里の外から来訪する者も、一夜氏子(いちやうじこ)として参加が可能な集落もある。
その際、御初穂料として熨斗を付けた焼酎、もしくはお気持ちを包んでお渡しするのがマナー。
『地元の人たちにとって、大切な村祭り』である。
参加アーティスト
KENSUKE TAKAHASHI
横浜出身在住のペインター/壁画家
確かな描写力・緻密なテクニック・現実を飛び越える自由な発想力と、あえて画風を決めずに描くスタイルで大型壁画を中心に飲食店舗内壁画、企業や行政へのアートワーク提供やライブペインティングイベント出演等活動の幅を多岐に広げている。近年では、大型壁画として川崎市役所本庁舎・JR横浜駅エキナカ・横浜・横須賀・町田・八王子・名古屋・神戸・マカオ等にて制作。併せて、神奈川県啓発事業・横浜開港祭2019/2021へアートワーク提供等幅広く活動中。
DJ KENTARO
DJ/ターンテーブリスト/サウンドクリエイター
世界最大のDJバトル「DMC World Final 2002」において大会史上最高得点というギネスを残し、アジア人初の世界チャンピオンになる。
2005年、40日間に渡るソロEUツアー。2006年に(Ninja Tune)とアーティスト契約を交し、2007年リリースの1stソロアルバム「Enter」は、ジャンルを縦横無尽に駆け巡るサウンドデザインが評価され、オリコン・インディーズチャート1位、iTunesのダンスチャートでアルバム、シングル共に1位を獲得。2011年には米国最大級の音楽フェス、コーチェラ・フェスティバルに出演。2012年にフジロックのホワイトステージに出演。2015年からは自身が講師を務めるDJスクール「World DJ Academy」を開校した。
中畑神社神楽保存会
会 長:藤崎康隆(ふじさきやすたか)
氏神神社:中畑神社<御祭神 健磐龍命>
奉仕者(夜神楽の舞手)は現在18名。30代~の若手の奉仕者が比較的多い集落。毎年11月に夜神楽を奉納している。
2021年12月、夜神楽催行を断念するも、『ゲストにオンライン一夜氏子になっていただく』初のオンラインツアーに挑戦。
試行錯誤を続けながら継承の道筋を辿っている。